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【重賞コース分析&予想】朝日杯FS

いつものように施行コースの中山(外)1600mについて見てみましょう。


 2コーナーポケット発走が有名なこのコース。「すぐにコーナーに突入するので内枠が有利」というポイントは周知の事実ですね。

中山競馬場は2コーナーに丘がありそこからスタートするわけですから、スタートから下り坂になります。また向正面を通り3コーナー途中まで続くので、必然的にラップを釣り上げます。

その結果、中山競馬場は全国の1600mコースで最上級に中間が厳しい流れになるんです。これには3コーナーが「コーナー」と言いつつほとんど角度がないことも起因しています。

スパートは4コーナーからで、600mもありません。

朝日杯FSでは例年そこで0.6秒以上も加速しており、“一瞬の脚”が求められるわけです。そしてゴール前の坂でラップが下がり、ゴールです。

これらのことから狙うべきポイントは、一瞬で加速する瞬発力と、前半から速いペースでも最後またいい脚が使える底力を併せ持った馬です。



【注目馬】
③アルフレード
全2走共にスローの逃げ有利な展開を差し切った末脚は強烈で、加速性能はメンバー随一。デビュー戦で勝っている舞台で、内枠が引けた今回は頭までありそう。前傾ラップを経験してないことが唯一の懸念材料。

⑦クラレント
前述のアルフレードと違い、こちらは前傾ラップになった展開で好成績を出しているタイプ。朝日杯は例年前半3Fが後半3Fよりも約1秒速い展開になるのでこの馬には合うはず。

⑧ショウナンラムジ
もう1頭のダンスインザダーク産駒。前走とデビュー戦が明らかにキレ負けで、長い直線への不適合⇒短い直線への適合を臭わせる。特に2戦目の内容が良く、メンバー中最速の持ち時計1:33.4を記録。内容もラスト600m地点で息が入り400mからスパートするという朝日杯FSに合致した展開。目を見張るパフォーマンスがないので人気の盲点になりそうな今回は狙い目。

⑪マコトリヴァーサル
中山のように2コーナー過ぎから下り坂一辺倒になっている小倉で良績を残す本馬。特にメイショウハガクレ、ローレルブレットを子ども扱いしたデビュー戦は圧巻で、ラスト400mではいったん加速する荒業をやってのけた。デイリー杯はコースの途中にある上り坂でリズムを崩し、力が発揮できなかったが、短距離的な流れの中山なら。


(クリスエス)

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【重賞コース分析】マイルCS

~重賞コース分析~

マイルチャンピオンシップ(G1)
京都芝(外)1600m


京都芝(外)1600
プチ分析・京都芝(外)1600m

 スタートは向正面左奥、2コーナーの引き込み線からです。
3コーナーまで700m以上ありテンが速くなると思われがちですが、向正面途中は淀の上り坂があります。
よって他の1600mと比べても際立って速くなるということはありません。

 スタートであまりペースが上がらず余力が残り、また3コーナーからは向正面で上った分下り坂になっています。
よって直線が404mしかないコースのマイル戦なのに、テン3Fより上がり3Fの方が速くなりやすいんです。
また最後の直線に上り坂がなく、下り坂からスピードに乗ったまま一気に駆け抜けられます。

 これらのことから、前目の位置取りにつけて長くいい脚を使える馬が向くコースと言えます。
差し馬は前が止まりにくい中を差してこなければいけないので、スピード・瞬発力共にかなりのものが求められます。


分析・マイルCS

 では本題のマイルCSはどうでしょう。

 グラフは過去10年の平均を出したものですが、見ていただければ分かる通り、基本は全クラス平均の流れがそのままハイレベルになった流れと言えます。

 しかし単純に厳しい流れになりました、ハイ終わりというわけにはいきません。
「全クラス平均の流れがそのままハイレベルになった」と言いましたが、実はその要因のほとんどは前半のペースアップに起因しているんです。
つまり全クラス平均では上がり3Fの方が速かったレース展開が、マイルCSではテン3Fの方が0.45秒も速い流れになっているんです。

 ここから言えることは、マイルより短い距離適性、短距離的な流れになっているということです。
もしこのポイントを使って妙味ありきで狙うなら、
  • マイル以上で先行して垂れた馬で、短距離にも対応できるスピードのある馬
  • 1400m以下の舞台で差していい脚を使うも差し切れなかった馬
こういった馬たちでしょう。何より本来の距離より適性が短いことに要注意です。



分析は以上です。
今夜改めてコース分析を使った予想コラムを書いてみるつもりなので、良ければ読んでみてください♪
それではノシ

(クリスエス)


【重賞コース分析】アルゼンチン共和国杯

~重賞コース分析~


アルゼンチン共和国杯(G2) 東京2500m


分析・アルゼンチン共和国杯(G2)
aruzentin.png
 スタートはスタンド前からで、東京の長い直線を存分に使えます。

となればもちろんテンが速くなります。

最初の100mのタイムは無視し、100m~700m地点までのタイムはなんと34.5秒

スピードに乗る過程が省かれているとはいえ、35秒を切るタイムをスタートからすぐに出していることは大きなポイントです。

さらに面白いのが、向正面に向いてからのペースです。

グラフを見てわかるように、道中終始12秒台前半のラップで推移するんです!

先ほどのように100m~1100mの5Fのタイムを見てみると、これまた58.9秒!!

これらの事実から、長距離にもかかわらずスタートからペースが速く息も入りにくい、非常にタフなレースになるということです。



アルゼンチン共和国杯注目馬

⑮コスモラピュタ

この記事を書いている時点で単勝31.5倍の11人気と低評価の馬です。

注目していただきたいのがこの馬の近2走。

rapyuta.png

どちらも2200mのレースながら前半1000mが60秒ほどで来ており、距離に見合わないペースで来ているということです。

この2走を2,1着と好走したコスモラピュタは、アルゼンチン共和国杯の流れにピッタリなはずです。

また昨年の勝ち馬トーセンジョーダンをはじめとして東京2500mコースに強いグレイソヴリン系のトニービンを母父に持っていることも心強いです。

人気のまま楽に逃げさせてもらえば、低評価を覆す大激走を見せてくれるはずです!

是非下位目に入れてみてください☆


(クリスエス)


【WIN5攻略コラム】1番人気で信頼できる騎手

【WIN5攻略コラム】
1番人気で信頼できる騎手


今週は土、日、月の3日開催で、WIN5も初めて日、月の2日連続で行われる。

 個人的にWIN5のポイントだと思っているのが『1番人気の取捨』。WIN5という馬券の性質上、1つのレースで1点増やすだけでも全体の点数が大きく増えるだけに、いかに1番人気が順当に来ているような堅いレースを少ない点数で当てるかが重要だからだ。ちなみに、ここまで全24回行われたWIN5の対象レース120レース中、1番人気は39勝で、勝率は32.5%。5レース中1~2レースは順当に1番人気の馬が勝っている計算になり、こういった堅いレースをできる限り1点で勝負して、荒れそうなレースで点数を増やす。これがWIN5の基本的なセオリーだろう。
 そこで今回は『1番人気の取捨』をテーマに分析したい。しかも、今回は馬の方ではなく騎手にスポットを当てて考えたいみたい。競馬でよく「馬七人三」といわれるが、WIN5には1000万~1600万といった馬の能力が拮抗しやすい条件のレース(ハンデ戦ならなおさら)が組み込まれていることもあり、騎手の技量が非常に重要になってくるからだ。
 さすがに分析の対象を全24回のWIN5のレースだけに絞るのはサンプル数が少ないので、09'以降の特別戦・重賞において1番人気馬に騎乗した時の各騎手の勝率を調べてみた。以下がそのデータ。


<<09'~の特別戦・重賞の1番人気騎乗時の勝率ランキング(20回以上騎乗騎手限定)>>

1位佐藤哲三 【22・9・8・10】 勝率44.9% 連対率63.3% 複勝率79.6%
2位幸英明 【12・5・6・5】 勝率42.9% 連対率60.7% 複勝率82.1%
3位川田将雅 【25・10・10・16】 勝率41.0% 連対率57.4% 複勝率73.8%
4位福永祐一 【41・17・10・34】 勝率40.2% 連対率56.9% 複勝率66.7%

5位北村友一 【15・2・6・16】 勝率38.5% 連対率43.6% 複勝率59.0%
6位内田博幸 【39・14・13・42】 勝率36.1% 連対率49.1% 複勝率61.1%
7位田辺裕信 【10・3・6・9】 勝率35.7% 連対率46.4% 複勝率67.9%
8位小牧太  【21・10・6・22】 勝率35.6% 連対率52.5% 複勝率62.7%
9位横山典弘 【39・15・15・45】 勝率34.2% 連対率47.4% 複勝率60.5%
10位浜中俊  【15・6・2・22】  勝率33.3% 連対率46.7% 複勝率51.1%

勝率トップは佐藤哲三騎手

 最も1番人気で勝って結果を残しているのが佐藤哲三騎手。1番人気で49回騎乗して22勝、勝率44.9%は驚異的だし、最近では一先週のオールカマーでアーネストリー(1番人気)を人気どおり1着に持って来ている。現在は先週のスプリンターズSでの落馬負傷のため休養中だが、復帰したらWIN5でぜひ注目してみたい騎手と言えよう。

 
WIN5の男にも注目!!
 
 これに続くのが関西でリーディング争いを繰り広げている幸、川田、福永らだ。なかでも注目は一部のファンの間では「WIN5の男」と呼ばれている川田騎手。ここまでのWIN5対象レースで最多勝タイの8勝を挙げており、人気馬だけでなく4、5、8番人気といった人気薄の時にも勝っているので、人気がない時もマークが必要な騎手だろう。
 この上位4人は勝率4割越えで、WIN5対象レースで1番人気馬に騎乗していたら、(あくまでも騎手に関しては)かなり信頼していい。

 次に注目したいのは『今年の特別戦・重賞の1番人気騎乗時の勝率ランキング(10回以上騎乗騎手限定)』。

<<今年の特別戦・重賞の1番人気騎乗時の勝率ランキング(10回以上騎乗騎手限定)>>

1位佐藤哲三 【8・3・1・1】 勝率61.5% 連対率84.6% 複勝率92.3%
2位川田将雅 【13・4・3・8】 勝率46.4% 連対率60.7% 複勝率71.4%
3位池添謙一 【10・4・4・4】 勝率45.5% 連対率63.6% 複勝率81.8%
4位藤田伸二 【6・3・1・4】 勝率42.9% 連対率64.3% 複勝率 71.4%
5位小牧太 【5・1・0・6】 勝率41.7% 連対率50.0% 複勝率50.0%

6位福永祐一 【17・7・4・15】勝率39.5% 連対率55.8% 複勝率65.1%
7位浜中俊  【7・2・2・7】 勝率38.9% 連対率50.0% 複勝率61.1%
8位北村友一 【6・0・2・8】 勝率37.5% 連対率37.5% 複勝率50.0%
9位藤岡康太 【4・1・0・6】 勝率36.4% 連対率45.5% 複勝率45.5%
10位和田竜二 【7・4・0・9】 勝率35.0% 連対率55.0% 複勝率55.0%

池添の1番人気は黙って買い!!

 今年だけに限定してみても、やはりトップは佐藤哲三騎手。しかも、今年は【8・3・1・1】で勝率61.5%、複勝率92.3%という驚異的な数字を残しているだけに、WIN5に限定しなくても、特別戦や重賞で佐藤哲三騎手騎乗馬が1番人気ならぜひ注目したい。2位は“WIN5の男”こと川田騎手だが、注目したいのは3位の池添騎手だ。池添騎手は今年の全国リーディンク20位で46勝を挙げているが、そのうち重賞で(GⅠ3勝を含む)11勝を挙げているように大舞台に強いタイプ。その勝負強さはWIN5対象レースでも健在で、これまでのWIN5対象レースで1番人気時には6戦6勝とパーフェクトな成績を残している。つまりWIN5に限定すれば1番人気で一番信頼できる騎手と言っても過言ではない。この秋も3歳牡馬路線でオルフェーヴル、3歳牝馬路線でホエールキャプチャがいるだけに、(WIN5だけでなく)GⅠ戦線でも注目せずにはいられない。

 全体的にみると、次のリーディングを狙うような関西の中堅騎手が上位を占めている印象だ。東低西高とよく言われるが、WIN5においても上記で挙げたような関西の中堅騎手注目したい。

 ちなみに、09'~の特別・重賞の1番人気騎乗時の勝率ワーストは誰だろうか。

 
<<09'~の特別戦・重賞の1番人気騎乗時の勝率ワースト(20回以上騎乗騎手限定)>>

1位田中勝春 【4・11・6・14】 勝率11.4% 連対率42.9% 複勝率60.0%
2位石橋脩   【5・2・4・18】  勝率17.2% 連対率24.1% 複勝率37.9%
3位上村洋行 【5・3・3・11】 勝率22.7% 連対率36.4% 複勝率50.0%
4位太宰啓介 【6・6・3・11】  勝率23.1% 連対率46.2% 複勝率57.7%
5位吉田隼人 【10・11・4・17】 勝率23.8% 連対率50.0% 複勝率59.5%


8位武豊    【35・31・20・55】勝率24.8% 連対率46.8% 複勝率61.0%


ワーストは田中勝春騎手

 09'~の特別戦・重賞の1番人気騎乗時の勝率ワーストは田中勝春騎手。1番人気に騎乗時の勝率がわずかに1割だから、もしWIN5対象レースで1番人気なら過信はできないだろう。ただし、注意したいのは勝率こそ低いが、連対率&複勝率は勝率上位の騎手と比べても遜色ないぐらい高いという点で、2、3着には持ってくるが、アタマは少ないタイプなのだろう。4勝2着11回という成績が示しているように、WIN5的には1番人気ならあえて軽視したい騎手だ。
 以下、石橋脩騎手、上村洋行騎手、太宰啓介騎手、吉田隼人騎手らはWIN5の1番人気の勝率(=32.5%)を大きく下回っており、これらの騎手は割引が必要だろう。

 あとは1番人気に多く騎乗しているイメージがある武豊騎手について。09'~の特別戦・重賞において1番人気騎乗時の勝率がワースト8位で、こちらも1番人気馬に騎乗した際は過信しないほうがいいだろう。

(不死鳥)


重賞コース分析・オールカマー(G2)

~重賞コース分析~


産経賞オールカマー(G2) 中山(外)2200m


オールカマー

分析・全クラス平均

こちらは先日アップした『競馬場コース分析・2200mまとめ』をご参照ください。






分析・オールカマー(G2)

 テン3Fは全クラスとほとんど同じです。

そこから全クラス平均はペースを抑えておさえて進むのですが、オールカマーは隙あらばペースを上げようとします。

そのため角度の緩い2コーナーの前半部分や、向正面に向いた時はもちろん、3コーナーも角度が緩いのでペースが上がります。

中山は直線が短く、4コーナーの角度が急なので追い込み馬が不利になるという性格を持っています。

重賞で前の馬に好きにやらせたら、相手も重賞に出て来るような馬なわけで、それこそディープインパクト級の末脚が必要になります。

そんな馬は普通いないので、手遅れになる前に先行集団との差を詰めようとするんですね。

それが絶えずラップが上がり続ける理由です。


 だからと言ってスタミナが求められるかというと、実はそうじゃないです。

ここが中山芝(外)2200mで行われるオールカマーの特殊なところで、

・スタート3Fが全クラス平均と同じレベル
・道中下り坂でスタミナが温存される

これらのことから、ペースが緩まなくても最後までバテずに走り切れるんです。


 つまりスタートは遅く、あまり息の入りにくいだらだらとペースが上がり続ける展開になりやすいんです。

そして惰性でそのままゴールまで行けてしまう。

前が止まりにくく道中しっかり脚をタメることが難しいと言うことは、すなわち先行馬有利です

。またこのような流れは、中山(内)1800・2000m、阪神(内)2000・2200m、札幌1800mにつながりがあります。


 さて本来ならここでいつも終了のはずなんですが、今回実はほぼ同じ記事をUMAJIN.netのコラム王国に描かせていただきました。

そちらのコラムでは注目馬もピックアップしたので、転載ではありますがこっちにも載せようと思います♪

UMAJIN.netのコラムはこちら
『【競馬学概論】コース適性から導き出したオールカマーの注目馬』


 以上のことを踏まえてオールカマー今年のオールカマーの注目馬は・・・


☆マイネルラクリマ
スローからじりじり脚を使い、スピードを落とさずゴールまで粘り切るのが得意な馬。前走のラジオNIKKEI賞はまさに持ち味を発揮したレースで、中山1800mとこのレースにつながりのあるコースで結果を出した。東京で切れ味を求められ惜敗する姿は中山向きの適性の現れでしょう。

☆マコトギャラクシー
素人目から見ても明らかに中山大好きな馬。ダートを使われていたことからも分かるように、切れではなく持続力で勝負するタイプ。各上挑戦ではあるが、アーネストリー以外はドングリの背比べなので、軽視すると痛い目見るかも。




今週は以上です!

時間の都合上通常のコース分析が掲載できませんでした、すいません。

来週はG1スプリンターズSを大解剖!

乞うご期待☆

(クリスエス)


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Author:VACATION
慶應義塾大学唯一の競馬サークルです。

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