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日本ダービー回顧

 7番人気のエイシンフラッシュの優勝で幕を閉じた日本ダービー。13年ぶりに4番人気以下からダ-ビ-馬が誕生したことも珍しいが、今年のダービーはその波乱の要因にもなったレ-スの流れが例年にはみられないものとなった。


想定外なレースの展開


1F     2F    3F     4F     5F     6F    7F     8F     9F    10F   11F   12F
12.6-11.3-12.2-12.7-12.8-13.5-13.1-12.9 -12.4-11.3-10.8-11.3


 ウィリアムズJ騎乗のアリゼオが逃げた流れは、 最初の1000m通過が61.6秒と予想通り落ち着いた流れだったが、 注目すべきは、向こう正面~3角にあたる、その後の6F~8F目。13.5-13.1-12.9と一気にラップが落ちたこと。近年の良馬場のダービーでは13秒台が出現すること自体が珍しく、13秒前後が3Fも連続して記録されることは異常ともいえるほどの超Sペースだったことを意味する。その結果、4角でほぼ一団の状態から、11.3-10.8-11.333.4秒という前代未聞の上がり勝負となってしまった。実際に、上がり1、2、3位の馬によるワン・ツ-・スリ-という完全な上がりだけの瞬発力勝負となってしまった。


腑に落ちない点

 結果的には、皐月賞3着、4着、1着馬による決着だが、自分たちがこの事実を受け止められない理由はなんだろうか。

 多くの人がレ-ス前、スローになると予想した。 だから、瞬発力勝負と考えて、青葉賞で上がり33.3秒をマ-クしたペル-サや若駒Sで33.1秒をマ-クしたヒルノダム-ルに注目したわけだが、勝ったエイシンフラッシュ (上がり最速32.7秒)はこれまで、32秒台どころか、33秒台すらマ-クしたことがなく、2着のロ-ズキングダム(32.9秒)にしても、新馬戦で33.9秒をマ-クして以来、33秒台の脚を使ってこなかった。これが皐月賞3・4着馬が人気にならなかった要因の一つで、今振り返ると「ここまでキレる脚を使う馬だった?」というのが腑に落ちない点である。


今年のダービーの評価は??

 とはいえ、ダービー馬となったエイシンフラッシュの評価を下げる必要もなく、父キングベスト(ミスプロ系)×ドイツ名門牝系という重厚な配合で、血統的にはこれほどのキレる脚を使えたことは不思議だが、これも大きな成長としてとらえるしかない。この馬自身、中山の上がりのかかる競馬にも、東京の上がりの速い競馬にも対応できたことはこれからのレースにおいて、大きな強みとなるだろう。ただし、マイラーの父を持つ同馬にとって、今回のダービーは距離克服を証明したわけではなく、秋以降その真価が問われるのは言うまでもない。

 形としてはキレ負けとなってしまったヴィクトワールピサペルーサヒルノダムールもそれぞれ33.1秒、33.3秒の上がりを使っており、これらの馬にとって、理想はマイル寄りのSペース⇒瞬発力勝負よりは、スタミナが問われる厳しい流れ。そういう意味で今回の結果は度外視してよく、秋以降の活躍に期待したい。

 今年のダ-ビ-は2400mをこなすスタミナ底力が問われたわけではなく、故に一概に今回の結果=この世代のランク付けとするわけにはいかず、事実上この世代の本当の決戦は“強い馬が勝つ”秋の大舞台に持ちこされた。

(不死鳥)


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