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【夏の研究】出世レース分析①

出世レース分析~福島編~

 最近は暑い日々が続いており、夏バテ気味の不死鳥です。。8月に入り、夏競馬真っ盛りという感じですが、夏競馬の一つの楽しみ方に、『秋以降に活躍する馬を探す』というのがあると思います。とはいっても、全レースに目を通すことができる人は少ないですし、予想(馬券)の方も考えなければいけないので、いざ探そうとしてもなかなか難しいことだと思います。そんな時こそ、『対象レースを出世レースに絞って後の出世馬を探す』というのが有効な手段だと思います。(出世レースとは、過去に何頭もそのレースから後の活躍馬を輩出しているレースのこと。)

 今回から各競馬場別に、いくつかの出世レースを紹介していきたいと思います。まず今回は、夏の開催は終わってしまった福島から紹介したいと思います。

今年の出世馬候補とともにどうぞ。

【福島編】

まずは、“出世レース”の代名詞ともいえるこのレース

☆ラジオNIKKEI賞(GⅢ)

04'2着カンパニー⇒天皇賞1着 マイルCS1着
06'2着ソングオブウィンド⇒菊花賞1着
07'1着ロックドゥカンブ⇒セントライト記念1着 菊花賞3着
07'2着スクリーンヒーロー⇒セントライト記念2着 ジャパンC1着
08'4着スマートギア⇒菊花賞4着
09'4着イコピコ⇒神戸新聞杯1着 菊花賞4着

というように活躍が目立つ。今一度これらの馬のラジオNIKKEI賞を映像で振り返ってみると、どの馬も着順はどうであれ、強い競馬(印象・インパクトのある競馬)をしていたなぁと感じる。例えば、前残りの競馬を唯一、伸びない最内を通って差してきたスクリーンヒーロー、出遅れ+終始外を回りながらも、最速の上がりでゴール前強襲したスマートギア、トップハンデ+4角で弾き飛ばされるような不利を受けながらも4着まで伸びてきたイコピコなど。

 今年のメンバーでこれに該当するのは、最速の上がりを使って勝ち馬にクビ差まで迫ったクォークスター。直線の短い福島で、直線だけで13番手から一気に差し切るのは至難の技。特に今年は例年よりもスローな流れだったので、この流れを差してきた馬は評価したい。もう1頭、挙げるなら同じく後方から差してきたナイスミーチュー。こちらも前走は、ゴールスキーやサンライズトリプルなど素質馬揃いのHレベルな500万を勝っているように、能力は高い。ちなみに、7着までの4角通過順が1着から順に④②⑥④であるように、前に有利な流れで後方から差してきた馬はこの2頭だけ。クォークスターナイスミーチュー の今後に注目したい。

☆猪苗代特別(1000万下)

あまりなじみがないかもしれませんが、『猪苗代特別』

降級馬+ユニコーンS組の3歳馬が参戦してくるため、

毎年Hレベルで、ここ5年でも

09'1着オーロマイスター根岸S3着 大和S(OP)1着
07'1着マコトスバルビエロマーチS1着など重賞4勝 
05'1着ワイルドワンダーアンタレスS1着など重賞3勝

と、のちに重賞で活躍する馬が勝っている“出世レース”。

今年の勝ち馬はジョウノボヘミアン(今週の関越S出走)

 レースはHペースとはいえ、脚抜きの良い馬場で「行った、行った」の前残りの競馬。そんななか、ジョウノボヘミアンは後方から大外を回りながらも、直線だけで一気にまとめて差し切り、さらに2馬身半差つける強い競馬。この“出世レース”を圧倒的な力の違いで勝ったジョウノボヘミアンに注目したい。

とここまで、福島編でした。

新潟・小倉・札幌編は近日公開しますのでお楽しみに!!

(不死鳥)


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