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【復習】朝日FS回顧

朝日FS回顧

【ラップ】

12.2-11.0-11.5-11.9-12-11.7-11.6-12.0

【通過タイム】

12.2-23.2-34.7-46.6-58.6-70.3-81.9-93.9

【展開&ラップ分析】

 予想された通り、最内枠のオースミイージーが逃げた流れは【前半4F46.6秒、前半5F58.6秒】と半マイル通過は過去10年で3番目に遅いペース。【46.6-47.3】と前傾ラップではあるものの、例年よりも前傾度合は低く、06'、07'に類似する“平均的な流れ”だったとみている。

(参考)

10'46.6-47.3
09'46.1-47.1
08'46.3-48.8
07'46.3-47.2
06'46.8-47.6
05'47.4-46.3
04'45.4-48.0
03'45.8-47.9
02'45.5-48.0

以下、今年と過去5年のラップを比較してみる。

10'12.2-11.0-11.5-11.9-12.0-11.7-11.6-12.0(グランプリボス)
09'12.0-10.8-11.4-11.9-12.3-12.3-11.7-11.6(ローズキングダム)
08'12.2-10.8-11.3-12.0-12.5-12.6-11.7-12.0(セイウンワンダー)
07'12.3-11.1-11.3-11.6-12.0-11.9-11.3-12.0(ゴスホークケン)
06'12.6-11.0-11.3-11.9-12.1-12.2-11.1-12.2(ドリームジャーニー)
05'12.8-11.5-11.6-11.5-11.6-11.8-11.1-11.8(フサイチリシャール)

 今年のラップの特徴は(テンを除いて)一貫して12.0秒以下のラップが刻まれたという点。05'(フサイチリシャール)や07'(ゴスホークケン)同様にどちらかというと一定のスピードの持続力が問われたと考えられる。一貫して一定のラップを刻まれたことによって、流れが緩んだ所がなかったので、出遅れて道中ほぼ最後方から追い上げたサダムパテックにとってはやや苦しい展開。この馬の上がりが34.9秒にとどまったことからも道中に脚を使わされたことが終いの脚に影響したと見られる。どちらかというとマイル以下の距離で問われるスピードの持続力が求められたレ-スだったので、結果的に京王杯組(1400m)ワンツ-に加えて、レベルが高いと思えた東スポ杯(1800m)1・2着馬が4・5着にとどまったのは決して偶然の結果ではないと考えられる。

【来年のクラシックへの展望】

 上記のラップを比較してみると、テンが速く⇒中盤で中弛み⇒直線で再び加速とレース中に何度かギアチェンジが求められた09'(ローズキングダム⇒ダービー2着・菊花賞2着)、08'(セイウンワンダー⇒皐月賞3着、菊花賞3着)の勝ち馬がその後中長距離戦でも活躍したように、こういったラップの年はその後のクラシックに繋がる傾向がある。(それは近年のダービーや菊花賞がSペースになりがちなことも影響しているのかもしれない。)

 反対に、05'(フサイチリシャール)、07'(ゴスホークケン)や今年の場合は『一貫して一定のラップを刻むスピードの持続力が問われたレース』で、どちらかというとマイル(以下)で求められる要素のほうが問われたので、 少なくとも複勝圏内に来た馬はマイル(以下)での適性を強く示してしまった可能性が高いといえる。その証拠に、今回同様に『一貫して一定のラップを刻むスピードの持続力が問われたレース』だった05'(フサイチリシャール)や07'(ゴスホークケン)の勝ち馬も、その後マイル前後~以下でしか結果を残せていない。また、フサイチリシャールの05'(1.33.7)、ゴスホークケンの07'(1.33.5)にもいえることだが、速い時計で決着した年はなぜか来年のクラシックには繋がらないことが多い。(逆にセイウンワンダーの08'(1.35.1)のように平凡な時計の年の方がクラシックに繋がりやすい傾向がある。)おそらくそれは、前述のようにマイルでの適性を強く示してしまうと同時に、早くからの高い完成度(=早熟)を示すからに他ならない。今年も1分33秒台の決着だっただけに、その疑いがないわけではない。それだけに勝ったグランプリボス陣営が早々と来年は(クラシック戦線ではなく)NHKマイルを最大の目標とすることを表明したのは賢明とも思える。

 今年の朝日杯はマイル(以下)での適性・早熟を示してしまう可能性のあるレースだったとするならば、むしろこのレースで負けた馬の方が来年へのクラシック戦線へ繋がるのではないかという気がする。そういう意味で4・5着に負けたサダムパティックやリフトザウィングスの方が、朝日杯のメンバーの中ではクラシックへ向けては期待が持てるかもしれない。(もちろん、そこまでの大物感もないだけにクラシックの主役級とはいえないだろうが。)

ラジオNIKKEI杯に注目!?

 ただし、朝日杯の勝ち馬で翌年のクラシックを勝ったのは93'のナリタブライアン以来16年間で1頭もいないという事実が示すように、たとえ2歳GⅠ=朝日杯を勝ったとしても翌年のクラシックへ繋がるかは別問題。(翌年の牝馬クラシックとリンクしやすい阪神JFとは違う。)なぜなら、来年のクラシックを展望できるような馬は2歳GⅠという格付けや賞金に関係なく、ラジオNIKKEI杯(GⅢ)に出走してくることが多いからだ。今年もその例外ではなく、以前に出世レース分析で紹介したウインバリアシオン(野路菊S)、ショウナンマイティ(萩S)、オールアズワン(札幌2歳S)ら有力馬がこぞってラジオNIKKEI杯に出走してくる。このことを象徴的に示しているのが騎手の起用法。朝日杯は掲示板を占めた人気馬5頭中4頭が外国人騎手の起用であったのに対し、ラジオNIKKEi杯では来年のクラシックを意識して(早くから有力な騎手を確保するためにも)有力馬には軒並み有力な日本人騎手が騎乗予定。(逆に朝日杯を勝ったデムーロといえども、ラジオNIKKEI杯では未勝利を勝ち上がったばかりのイデアに騎乗予定。)当然、来年のクラシックを意識し、あえて外国人騎手を起用しない有力馬が多く出走してくるラジオNIKKEI杯に注目しないわけにはいかない。今週は有馬記念一色ムードだが、来年のクラシックを展望する上で重要な『ラジオNIKKEI杯』にもぜひ注目したい。

(不死鳥)


コメントの投稿

No title

来年のクラシックはなんか荒れそう。
牡・牝とも

No title

>hiroさん

牡馬戦線はとりあえず今週のラジオNIKKEIに注目ですね。強い馬がでてくるのかどうか。

牝馬戦線はアヴェンチュラの故障でレーヴ1強ムードが強くなりましたが...ドナウブルーなど阪神JF組以外の評判馬がレーヴを倒すことができるか注目したいですね。

No title

>不死鳥さん
一応、ラジオnikkeiはオールアズワンに期待しています。
自分の中では来年のダービー馬ですので(笑)
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慶應義塾大学唯一の競馬サークルです。

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