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【復習】京成杯回顧

京成杯回顧

【展開&ラップ分析】

 大方の予想通りハナを切ったジャービスが作り出した流れは1000m通過60.3秒で、過去10年で3番目に速い流れ。前後半が(60.3-60.6=2.00.9)と平均的な流れを作り出し、ここ3年は後傾ラップで前有利のレースが続いていただけに、今年は極めて紛れのない(どの馬も力を出せる)レース展開でした。以下、過去5年のラップと比較してみます。

11'12.6-11.0-12.4-12.0-12.3-11.9-12.1-12.1-12.1-12.4
10'12.5-11.1-13.6-12.7-13.3-12.6-12.6-12.4-11.4-11.4
09'12.1-11.5-12.6-12.6-13.2-12.6-12.6-11.7-11.6-12.2
08'12.5-10.7-12.6-12.0-13.0-12.6-12.9-12.0-12.4-12.2
07'12.6-11.6-13.4-12.2-12.5-12.1-12.2-11.4-11.4-12.2

 ここ数年のラップで目立つのは2角~向こう正面~3角にあたる3F~7Fにかけて、12秒台後半~13秒のラップを刻む“中弛み”があるということです。レース全体としては、テンが速く⇒中盤で大きな中弛み⇒直線で再び加速とレース中に何度かギアチェンジが求められたレースでした。それに対し、今年は3F以降一貫して12秒前後のラップを刻み続けるラップで、“持続力が問われたレース”だったと言えます。そのため、以前にこのような淀みのない流れのレースを経験したことがある馬と、Sペース⇒瞬発力勝負のレースしか経験していない馬とで大きな差がついたレースだったと思います。具体的には、レース前にも重賞攻略マニュアルで書いたように、1000m通過が60.2秒と過去20年で06'に次ぐ2番目に速いペースだったホープフルS組が1、3、4、5、6着と上位を独占し、反対に1000m通過65秒台の超Sペースだったエリカ賞勝ちを含め、Sペース⇒上がり勝負のレースしか経験したことがないスマートロビンがペースについていけずに大敗したことが象徴しています。

 勝ったフェイトフルウォーは前走ホープフルS(1000m通過60.2秒)を2.00.9で走破しましたが、今回も位置取りこそ違いましたが、1000m通過60.3秒のレースを2.00.9で走破したように時計的にはほとんど同じような内容でした。ただし、同じ流れ・走破時計でも前回は後方からの競馬だったのに対し、今回は頭数が増えたにもかかわらず先行できたのは大きな収穫です。恐らく前回のホープフルでこの流れを経験していたからこそ今回の先行策に繋がったのではないか思います。そして、典型的な中山巧者のドリームジャーニーと同じくステイゴールド×メジロマックイーンの配合でもあり、この馬も本質は中山らしい持続力が求められるレース向きでしょう。また、いかにも中山らしい流れだった今年の京成杯で、3頭が出走していたステイゴールド産駒が1、4、5着と全て掲示板を確保したことは偶然ではないと思います。

 なお、(超Sペースになりやすい)エリカ賞勝ち馬は過去2年連続で京成杯で優勝していましたが、これは過去2年の京成杯のラップが中盤で大きな中弛み⇒直線で再び加速というエリカ賞と似た流れになったから好走できたものであり、淀みのない流れになった今年はこのデータが全く通用しないのは当たり前でした。もし、下手にデータを鵜呑みにしてしまってエリカ賞の勝ち馬が京成杯と相性がいいと知って◎スマートロビンにしてしまった人がいるならば、今後は『なぜこのレースの好走馬がこのレースと相性いいのか』等を深く考察されることをオススメします。データを読み解くことで、そのレースに求められる本質が分かるからです。

【レースレベル&今後の展望】 

今年の京成杯は皐月賞に直結!? 

 今年の京成杯は中弛みがなく持続力が問われたレースだったので、本番(皐月賞)に非常に近い流れでした。以下は過去5年の皐月賞平均ラップと今年の京成杯のラップを比較したものですが、かなり類似したラップになっており、今年の京成杯は本番(皐月賞)とリンクする可能性が非常に高いと言えます。ちなみに、過去5年で今年のラップに最も近いラップだった07'は、その勝ち馬サンツェッペリンが皐月賞でも15番人気ながら2着に来ています。

京成ラップ

 当然、勝ったフェイトフルウォー、これにハナ差迫ったデボネア(前走は小倉の最終週ながらレコード勝ち)は皐月賞でも、当然注目の存在です。

評価を上げる必要がある2頭とは!?

 ただし、今年の場合はホープフルS組が上位を独占したことで、他に評価を上げなくてはいけない馬たちがいます。それが、ホープフルSで京成杯勝ちのフェイトフルウォーを3馬身以上離した、1着ベルシャザールとハナ差2着のナカヤマナイトです。

 もともとホープフルSの勝ち時計は一番時計がかかるAコース最終週で2.00.4と非常に優秀で、他のレースとの比較でも前日の古馬準OP(2200m)の2000m通過を0.3秒上回り、(Cコース替わりで良好な馬場状態になった)翌週の中山金杯と0.6秒差だから、2歳馬のレースとしてはかなりHレベルなレースでした。なお、以下のように過去20年のホープフルSで時計が1~3番目に速かったレースの勝ち馬or2着馬はのちに大舞台でも好走しており、当然08'と最速タイの勝ち時計だった今年の勝ち馬ベルシャザールとハナ差2着ナカヤマナイトも春のクラシックで期待できる存在です。

08'(2.00.4)1着トーセンジョーダン⇒アルゼンチン共和国杯1着
                  (クラシック前に故障)

06'(2.01.1)2着サンツェッペリン⇒皐月賞2着
01'(2.01.7)1着タイガーカフェ⇒皐月賞2着

 また、ナカヤマナイトが前々走で快勝したコティリオンは次走のラジオNIKKEI杯で0.1秒差の3着に来ているように対ラジオNIKKEI杯組で考えても、ホープフルSの上位2頭は優位と見てよく、現状は世代トップに位置する2頭という認識で良いのではないでしょうか。京成杯の1,2着馬に加えて、ホープフルSの1、2着馬も今後の動向に注目していきたいと思います。

(不死鳥)


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いやー勉強になります!!でも今は、馬の勉強ができなーい笑

No title

そう言ってもらえるとうれしい^^日吉組は今週が山場だから頑張ろう↑↑
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Author:VACATION
慶應義塾大学唯一の競馬サークルです。

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