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【復習】根岸S回顧

根岸S回顧

【展開&ラップ分析】

11'良12.4-23.6-35.2-47.3-59.3-71.1-83.0(セイクリムズン)
10'良12.4-23.9-35.6-47.4-59.2-71.2-83.7(グロリアスノア)
09'重12.2-22.8-34.1-46.2-58.3-69.9-82.1(ファラーリピサ)
08'不12.2-22.9-34.3-46.3-58.2-70.2-82.7(ワイルドワンダー)
07'良12.5-23.3-34.2-45.9-57.9-70.6-83.5(ビッググラス)
06'良12.2-23.0-34.6-46.7-59.0-71.2-83.7(リミットレスビッド)

 予想された通り逃げたケイアイガーベラが作った流れは3F-35.2秒、4F-47.3秒と良馬場で行われた過去8回の中では2番目に遅い流れ。ちなみに、最もスローな流れだったのは昨年の根岸Sで2年連続で流れが緩いレースになりました。もともと根岸Sは前後半で2秒以上の落差がある前傾ラップが基本で、ここ2年は連続してSペース⇒瞬発力勝負という珍しいラップ。

11'良12.4-11.2-11.6-12.1-12.0-11.8-11.9(47.3-35.7)
10'良12.4-11.5-11.7-11.8-11.8-12.0-12.5(47.4-36.3)
09'重12.2-10.6-11.3-12.1-12.1-11.6-12.2(46.2-35.9)
08'不12.2-10.7-11.4-12.0-11.9-12.0-12.5(46.3-36.4)
07'良12.5-10.8-10.9-11.7-12.0-12.7-12.9(45.9-37.6)
06'良12.2-10.8-11.6-12.1-12.3-12.2-12.5(46.7-37.0)

 ただし、今年の場合は昨年と比較して前半の4F通過が0.1秒しか変わらないほとんど同じぐらいのペースながら、後半の上がり3Fが35.7秒と根岸S史上もっとも速く(10'は36.3秒)、勝ち時計も10'と比較して0.7秒も上回る優秀なものでした。上がり3F=35.7秒と言われてもピンとこないかもしれませんが、ラスト3Fを1Fずつ見ていくと、12.0-11.8-11.9と芝のレース並みのラップを刻んだことになります。もちろん、今年と昨年の馬場差を考慮しなければなりませんが、以下のように
同日のダート戦の時計を比較すれば、(週中に雨が降らずいかにもパサパサのダートだった)今年は昨年よりも時計がかかる馬場だったと判断できます。ちなみに、準OPの春望Sの勝ち時計はこの条件で行われた過去7年でもっとも時計がかかっていました。そういう意味でも、例年より時計がかかるダート+スローな流れの中で、勝ったセイクリムズンがマークした1.23.0はかなり優秀といえます。

【春望S(1600万) ダ1400m】

11'=1.25.1 10'=1.24.5

【4歳上1000万条件 ダ1600m】

11'=1.38.7 10'=1.38.5

【4歳上500万条件 ダ1400m】

11'=1.26.7 10'=1.26.1

 また、普段よりもパワーが求められるダートだったのでメンバー最重量馬(568キロ)のダイショウジェットが3着に来たように(1~3着は全て500キロ超)、大型馬が台頭した点も見逃せません。直後の12Rでも最重量馬が1着に来ていたように、先週のダート戦は全体的に大型馬が台頭し非力な牝馬や軽量馬には厳しいレースが続きました。人気のケイアイガーベラの敗因も左回りが不得意だったことだけでなく、(これまで軽い馬場でスピードを活かす競馬が多かっただけに)時計のかかる重い馬場も敗因の一つではないかと思います。今週も週中ともに雨が降らない予報となっているだけに、先週のこういった傾向を活かしたいところです。

【レースレベル&今後の展望】

 フェブラリーSの前哨戦に位置付けられる根岸S。当然、ここを勝ち負けした馬の今後の展望はフェブラリーSに向けてということになります。そこで過去に根岸S勝ち馬とその後のフェブラリーSの成績を調べていくと、根岸Sの勝ち馬がフェブラリーSで好走するためにはある条件が浮かび上がってきます。注目すべきは勝ち時計決め手があるかどうかです。まず、この条件で行われるようになった01'以降の勝ち時計を比較していきます。(ただし、03'は中山開催)

10'1着グロリアスノア(良1.23.7)⇒フェブラリーS5着
09'1着フェラーリピサ (重1.22.1) ⇒フェブラリーS5着
08'1着ワイルドワンダー(不1.22.7) ⇒フェブラリーS3着
07'1着ビックグラス(良1.23.5)⇒フェブラリーS3着
06'1着リミットレスビッド(良1.23.7)⇒フェブラリーS11着
05'1着メイショウボーラー(良1.23.0)⇒フェブラリーS1着
04'1着シャドウスケイプ(良1.24.0)⇒フェブラリーS13着
02'1着サウスヴィグラス (良1.22.8)⇒フェブラリーS6着
02'2着ノボトゥルー(良1.23.1)⇒フェブラリーS3着
01'1着ノボトゥルー (不1.22.1)⇒フェブラリーS1着

※なお、根岸Sで勝ち負けせずに、本番で巻き返したのは過去にGⅠ勝ち実績があった1頭のみで、基本的に根岸Sで勝ち負けしていないと本番での好走は厳しいようです。

 正確には各年によって馬場差があるので、一概に決めつけることはできませんが、一応の目安としてフェブラリーSで好走するための勝ち時計の条件は『良馬場なら1.23.5以内の走破時計』が必要です。1.23.6以上の勝ち時計で勝った馬はフェブラリーSでは好走できていません。

 しかし、一方で02'に1.22.8で勝ったサウスヴィグラスはフェブラリーで6着に敗れているじゃないかと思われるかもしれません。そこで、2つ目の条件が『決め手の有無』です。具体的には『根岸Sでメンバー中上がり最速or2位の末脚を使っているか』がポイントです。なぜ上がりが重要なのか。それは東京1400mのコース形態が大きく関わっており、東京1400m戦は1400m以下の短距離馬がそのスピードを活かし速いペースで先行し押し切ることができる舞台だからです。よって、そういった勝ち方をした馬(02'のサウスヴィグラス)は短距離志向が強く、1Fの距離延長が厳しいからです。逆に2着(1.23.1で走破時計の条件は満たしている)ながら、上がりがメンバー中2位だったノボトゥルーは本番でも好走しています。フェブラリーSでも好走したワイルドワンダー、ビックグラス、メイショウボーラーは全て根岸Sで上がり1位or2位の末脚を使っていました。

 では今年のメンバーに当てはめるとどうか?まず、走破時計の条件(1.23.5)を満たすのは1着セイクリムズンと2着ダノンカモンのみ。そして、上がりの条件もそれぞれメンバー中1位と2位で満たしており、セイクリムズンダノンカモンは本番で好走できる条件が揃っているといえます。また、前述したように今年は例年より時計がかかるダート+スローな流れの中での1.23.0ですから、時計以上の価値があります。それだけに、この2頭はエスポワールシチーやスマートファルコンら多数の有力馬の回避で手薄なメンバーになりそうなフェブラリーSで十分主役になりうるだけの存在だと思います。

(不死鳥)


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慶應義塾大学唯一の競馬サークルです。

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