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競馬場コース分析・2000mまとめ

距離別まとめ:2000m ~競馬場コース分析~




まとめ図


まとめ表




中山、東京、京都
 中山(内)2000m 
 中山コースで最もスタートからコーナーまで距離がある部類です。しかし1コーナーいっぱいまで上り坂になっているので、他の2000mコースと比べるとやや遅めのスタートのペースです。
 2コーナー途中からは下り坂になり、スタートが遅いとこの下り坂で加速することもありますが、2コーナーはスパイラルカーブになっているので向正面に向く前に必ず減速します。
 そして向正面に向くと直線の短さが意識され再び加速します。角度のきつい4コーナーでは後ろから行く馬の距離損が大きくなります。なのでここでいいポジションを取ろうと動き出すんです。
 3コーナーに入るとまた一旦減速し、4コーナーからスパートです。加速は+0.44秒ですが、4コーナーからスパートと言ったようにコーナーを曲がりながらの加速です。先述のように後ろから行く馬は距離損に注意です。
 ここまで述べてきたことを整理すると、このコースは加速、減速、加速、減速、、、とめまぐるしくペース変化が起こることがわかります。よってラップの変化量が大きく、実際の2000mよりも長いところで走れるようなスタミナが必要になります。


 東京2000m 
 このコースは2コーナー奥の専用ポケットからのスタートで、200mもしないうちにコーナーに突入することからスタートのペースが非常に遅いです。
 その代わり600m近くもある長いバックストレッチではペースが緩みにくくしまった流れになります。3コーナーに入るときに一旦ペースが緩み、最後の直線でスパートする力を蓄えます。
 ラスト600mからスパートです。加速はさすがの+0.73秒。一気にトップスピードに乗る瞬発力は必要不可欠です。
 また瞬発力に目が行きがちですが、東京2000mは実はスタミナも非常に求められるコースです。失速-0.57秒は2000mコースの中でもかなり大きな数字です。


 京都(内)2000m 
 このコースも東京程ではないですがスタートからコーナーまでの距離が短く、最初のペースが上がりにくいコースの一つです。またコーナーを出ても、向正面途中から上り坂になるためまだペースが上がり始めません。
 そうして1200mずっとペースが上がらずに来た馬たちの脚が、ラスト800m地点から淀の下り坂に合わせて爆発します。下り坂の力を借りているとはいえ、+0.61秒→+0.66秒の連続加速は、新潟外回り同様限りなく激しいスパートです。
 さらに存分に溜まった脚はゴール前までほとんど鈍ることなく、トップスピードのまま一気に駆け抜けます。スタミナは要らず、純粋にスピードと瞬発力が大事になるコースです。

阪神、新潟
 阪神(内)2000m 
 ここまで分析してきた中央所同様、こちらもスタートから上り坂もろもろによりスタートが遅くなります。しかも阪神競馬場は1・2コーナーが3・4コーナーに比べコーナー半径が非常に小さくなっています。そのため上手く曲がるためにかなりしっかりペースが落ちるんです。その結果テン3Fは2000mコース中最遅になりました。
 向正面に向くと下がりきったペースを取り戻すように加速しだすのですが、向正面はラスト1300~1000mにあるので、それほど大きくぺーすを上げようとはなされません。スタートだけでなく中間も非常に緩い流れのまま行くというわけです。前半1000mも2000mコース中最遅になりました。
 そこうしているうちにまた3コーナー、4コーナーです。3コーナーとちゅうから下り坂になっているためやや加速の度合いは上がりますが、カーブ中の急加速は禁物です。結局最後まで大きく加速することなく最後まで来てしまいました。
 いつもなら最後の坂に苦労することになる阪神コースも、ここまで淀みなくダラダラとしたペースが続けば乗り越えるのも苦になりません。阪神コースでは異様の、かつ2000mコースとしても少ないほうの-0.36秒の失速にとどまっていることがそこの証です。


 新潟(内)2000m 
 まずこのコースは下級条件でばかり使われるコースだと言うことは頭に入れておきましょう。
 今までスタート直後に“問題”のあった4コースと違い、このコースはスタートからコーナーまで400mあり、またコース全体も起伏なしと、スムーズにレースが進む形になっています。なので当然これまで分析してきたコースよりはしっかりとスタートペースが上がります。
 1・2コーナーでペースが落ち息が入りますが、スタートで行けるだけ行ってしまう分、向正面を向いてもなかなかペースが上がりません。そのため中間4Fのタイムは全2000mコース中最遅で、2000mにしては珍しい前傾ラップになりやすいです。
 じりじりと加速していき、4コーナー手前ラスト600mからスパートです。この時の加速は+0.52秒で、小回りな新潟コースを考えると、コーナーを回りながらの加速は結構無理していることが分かります。後ろから行く馬は距離損を免れ得ず、いかに向正面で位置を上げておけるかは大事なポイントです。
 最後の失速は-0.43秒で平均的です。
 ざっくりまとめてしまえば、東京コースがスタート速くなってその分上がりがかかっているという感じです。狙うなら東京コースで着れ負けした差し馬でしょう。


 新潟(外)2000m 
 来ました、化け物コース! 全ての要素が規格外で、他のコースと関連付けて考えるのが非常に困難なコースです。
 また内回りとは逆に上級条件がよく組まれるコースです。
 まず最初の異常ポイント! スタートから最初のコーナーがなんと約1000m!! 京都(外)1800mが唯一比肩しうる900m強のバックストレッチを有しているだけで、とにかく日本一コーナーが遠いコースです。その向正面の流れはまず600mガッツリ先行争いします。そして残り1400m地点あたりから始まる上り坂でようやくペースがしっかりと落ち、3コーナーに入る丘の頂上あたりで息が入ります。
 3コーナーからは下り坂になっています。しかし息が入ったばっかりというのと、コーナー中の加速を嫌って3コーナーの間はあまりペース変化がありません。
 ここからがポイントです。新潟外回りと言えば日本一長い659mの直線が有名で、レースもここからが本番のように見えるし思えます。しかし、実は4コーナーからスパートは始まっているんです。「新潟の長い直線では瞬発力と共に持続力が必要」は間違いで、正しくは「新潟は実は直線に入る前から加速が始まっていて、800mスパートになるから持続力が必要」です。
 さらに新潟コースが規格外、ともすればコース巧者の天下となる理由は次にあります。そう、ゴール前の-1,24秒という失速です。このコラムの最初に掲載した全コースのデータ一覧を見ていただければ分かりますが、失速が1秒以上というのは異常です。ラスト1000mから2秒/Fも加速していれば最後にバテるのはある意味当然で、瞬発力だけでなくスタミナが非常に求められるということです。

小倉、札幌、函館
 小倉2000m 
 スタンド前スタートから約500mで最初のコーナーとなりますが、ゴール板を過ぎた所から約400mの上り坂になっています。スタートから乗っていたスピードもここでガクッと落ち、2コーナーで息が入ります。
 逆に2コーナーからはゴールまで下り一辺倒で、向正面からそれなりに加速が始まるため、後から大きな加速がし辛くなりその後は全体としてだらだらと加速し続けながら進むことになります。
 そのため残り1200m地点からずっとダラダラ加速し続ける展開になるんです。加速も失速も小さく、とにかく淀みない流れへの適性が重要です。


 札幌2000m 
 スタートは4コーナーの引き込み線からで、最初のコーナーまで約400mあるので十分加速します。そこから1・2コーナーでペースを落ち着かせ、向正面からまたペースアップ。そのままコーナーを回りながら加速が続き、ゴールまで駆け抜けると言った単調な流れのコースです。
 札幌コースの特徴は、一周距離はローカルらしく短いのに、コーナーが他のローカル競馬場よりもやや長いところです。つまり、スタンド前と向正面の直線部分が短いということです。それによって本来なら加速するはずの直線でスピードを出し切れません。結果として、メリハリの少ないだらだらとした流れになるんです。
 この流れはさっき分析した小倉と同じで、「残り1200m地点からずっとダラダラ加速し続ける展開になるんです。加速も失速も小さく、とにかく淀みない流れへの適性が重要です。」となります。じゃぁその二つの違いは何か。そう、ご想像の通り馬場の速さです。終始ほぼ同じ流れで進みながら、全てにおいてタイムが下回っています。


 函館2000m 
 函館2000m最大の特徴はスタートの速さです。スタート地点から2コーナー終盤までの約800が下り坂になっており、洋芝にもかかわらずスピードが出るんです。どれくらい速いかと言うと、テン3F(35.21秒)・前半1000m(60.29秒)共に2000m最速!! これは恐らくほとんどの競馬ファンの常識にない事実だと思います。
 向正面を向くと今度は一変して上り坂です。下り坂の勢いそのままにスピードを出してきた分、上り坂ではぱったりと脚が止まってしまいます。圧倒的遅さの後半1000m・上がり3Fタイムで進むんです。
 そして最後には2000mコースで最大級の失速。そりゃスタートで飛ばして力をだいぶ使った後に後半から800mもの上り坂を走れば当然です。スタミナがいるのはもちろん、前傾ラップで上がりもかかるとなれば差し馬が有利になります。




以上です。

掲載が非常に遅くなってしまったことをお詫びします。

ついにコース分析の芝パートも全て終了しました!

最終回とあって相当なボリュームになりましたが、締めくくりにはいいんじゃないでしょうか!?

来週からは今度は競馬場コース分析・ダート編と題して新たなスタートを切っていきます!

これからも応援よろしくお願いします!

(クリスエス)



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有難うございました

クリスエスさんお久しぶりです、コース分析どうもありがとうございました。
2000mは特に重賞レースやメインで行われる印象があって、特に知りたかったので嬉しいです。
阪神2000があまりスタミナいらなくて、小回りの中山2000でスタミナを要するなど意外なところ多くて勉強になりました。
すごい分析力と大変な労力と思いますが、本当に有難くて助かります、これからも参考にさせてもらいますので、よろしくお願いします。
あと遅くなりましたが、取材されたそうでおめでとうございます。

たまには勝ちたいさん

いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
2000mは唯一全競馬場で施行されてるコースですし、お役に立てれば幸いですo(^-^)o

>あと遅くなりましたが、取材されたそうでおめでとうございます。
ありがとうございます。少しでもVACATIONが盛り上がってくれればと思います☆

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記事、とても参考になりました。
半年前ブログにコメントを頂いた大阪市立大学の八田です。
お返事が遅れて本当にすいません;;
今後よろしくお願いします!
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Author:VACATION
慶應義塾大学唯一の競馬サークルです。

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